2016年 アニュアルキャンプ 

 

藤本三樹雄(G10)

 
9 月 15 日 18 日開催の神戸商大奥飛騨ヒュッテでの稜線山岳会の平成 28 年度総会とアニュアルキャンプに中平和伸稜線山岳会会長と井上幸三と共にマイカ―で参加。先に到着していた井上二郎のイワナの炭焼きと骨酒を美味しく食す 。  
9 月16日

手打ちそば 4 段の岸本敬子嬢のざるそばを頂く。 17 日奥飛騨温泉の一角、福地温泉背山の福地山( 1671 m)へ登ることに決める。淡水会事務局長飯田久夫(G 21 )、初参加の平田紀男(G 22 )、中平和伸のフェイスブックの友人、奈良県の曾田陽介さん(篠原無然研究者)3名が参加。福地山登山口( 980m )A M 8; 30 出発、無然平( 1351m )で篠原無然の慰霊碑に黙礼 9 ; 45 〜 10 ; 00 、福地山( 1671 m) 11 ; 10 〜 50 、登山口着 13 ; 40 . 16 号台風が近づきつつあったが影響はまだ無く、北に笠ヶ岳、槍ヶ岳と穂高連峰、東に焼岳、南に乗鞍岳が良く展望できた。

 
*篠原無然、明治 22 年兵庫県美方郡西浜生まれ、県立神戸商業学校に入学、病のため 4 年生で退学。地域の指導育成につくす。明治 44 年立志上京、早稲田大学文学部哲学科に入学。大正 3 年奥飛騨に入山を決意して教員となる。以後 10 年間、幾多の困難とたたかいながら、天地大自然を師と崇め、社会教育に専念。飛騨の人々に偉大なる教化を与え、大正の聖人と慕われた。大正 13 年 11 月 14 日、吹雪の安房峠に、 36 才の生涯を閉じた。生前、無然のために地元の人々が福地山の無然平に建てた山荘あとと、安房峠に慰霊碑があり、平湯温泉には記念館がある。
9月17日
夕方、富山県から増井義嗣( G14 )が友人 2 人と 3 人で参加。差し入れの昆布締め刺身と銘酒「立山」に狂喜する。その時思わぬ出会いがあった。氷見市から参加の 2 人のうち山崎則弘氏のお嬢さんが、私の三木での刎頸の友で 10 年前に心筋梗塞で急死した見方照夫氏の長男のお嫁さんであることが判明したことである。
 
 
 
9月18日
総会後、 7 月に病で亡くなった清水元士( G16 )の慰霊祭を兼ねたアニュアルキャンプを土砂降りの下、遺族 3 名を囲み稜線山岳会関係者 23 名で行う。
 
 
 
9月19日
石川県在住の福井清久がセットしてくれた和倉温泉ホテル「海望」で、兵庫県へ帰る 5 人と合わせ 6 人で、富山湾の海の幸と温泉で 5 日間の疲れを癒やす。
 
9月20日
台風 16 号が和歌山を通過の最中に北陸自動車道を経由して無事帰神した。
 
稜線山岳会(神戸商科大学山岳部OB会)、兵庫県立大学山岳部
 
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