デジカメによるパノラマ写真の作り方
  パノラマ写真は処理方法によりさまざまに印象を変えますので、色々と試してみてください。
 山に行った際、パノラマ写真を念頭において写真を撮っておくと全体がよくわかる迫力のある写真をつくることができます。 
 
@
  この写真では槍ケ岳から北穂高岳までを背景にしておりますが、迫力がイマイチありません。
A
  そこで写真を撮るときに同時に周辺の写真を撮っておきます。この写真は人物の左の部分の風景です。
B
  Microsoft Reasearch Image Editor(ICE)をダウンロードしてください。TERRAZINEの解説を読んでパノラマ写真を作ります。
 
 
 
C
 このような写真ができます。パノラマ処理後の写真は斜めになっていますので、これを水平に直して、いらない部分をカットすればパノラマ写真ができあがります。
D
  パノラマ処理により、山の大きさや拡がりが感じられるようになります。
この写真はCの写真の横を一杯にカットしたものです。
   
E
  Cの写真を縦一杯にカットしたものです。
F
  パノラマ作成の方法によっては下のような合成写真もできます。左の山の稜線部分が幾分長くなっています。その分山の長大さを感じさせてくれます。
   
G
  Fの写真を縦一杯にカットしたものです。
H
  Fの写真を横一杯にカットしたものです。
   
           
パノラマ写真の応用例−1  
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4枚の写真は、各々の左右が重なり合っています。  
   
A
4枚の写真をパノラマ処理すると下のような写真ができます。  
   
B
上下左右をカットすれば、見事なパノラマ写真ができます。そして、山肌が鮮明になるよう画像処理を行いました。  
 
 
   
パノラマ写真の応用例−2  
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  2枚の写真があります。看板の左右に各々別人がいます。また、玄関が中途半端に撮られています。HPなんかにアップしようとすると冗長で面白くありません。    
       
A
  これをパノラマ処理すると下のようになります。2枚の写真は少し写す角度が異なっていますが、これぐらいはソフトウエアが問題解決します。
B

  いらない所をカットすれば、同時に撮ったような写真ができあがります。

 
 
  実際にはパノラマ処理をしたら「双六小屋」の看板の文字がおかしくなったので、@の右の写真から看板を貼り付けました。さらに玄関の屋根がおかしくなったのでわからない程度に修正しております。
           
   
パノラマ写真の応用例−3  
@
  2枚の写真があります。これは稜線上で2パーティが出会った時のものですが、それぞれをHPに掲載しても面白くもありません。 A これをパノラマ処理すると出会ったような写真となるだけでなく、写真の奥行きも出てきて、HPへの掲載にも耐えられます。
     
           
■パノラマ処理方法の色々        
  パノラマ処理には下のように色々な方式があり、微妙に異なります。パノラマ方式を試してみて、その中から最も気に入ったものを選んでください。
         
           
         
           
         
           
         
           
 
稜線山岳会(神戸商科大学山岳部OB会)、兵庫県立大学山岳部
 
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